デッサン会・似顔絵教室に向いた会場の選び方|照明・広さ・モデル台のポイント
先にお伝えすると、デッサン会や似顔絵教室の会場は「光の向き」「机といすの配置」「モデルさんが座る場所」の三つさえ押さえれば、初めてでも迷わず選べます。
デッサン会を開きたくても、光がじゅうぶんに入る部屋がなかなか見つからず、会場選びで足が止まる人は多いはず。イーゼルを何台並べられるか、モデルさんにどこに座ってもらうか、決められないまま予約してしまうケースもよく聞きます。
この記事では、デッサン会や似顔絵教室に向いた会場を選ぶときに見ておきたい照明・広さ・モデル台まわりの考え方をまとめました。読み終えるころには、当日の会場探しで何を基準にすればいいか、はっきり見えてくるはずです。
目次
デッサン会・似顔絵教室の会場探しで最初に見るポイント
会場を選ぶときは、まず「何人でどんな絵を描くか」を決めてから探し始めるとうまくいきます。目的があいまいなまま部屋を予約すると、当日になって机が足りない、光が入らないといった困りごとが出やすくなるからです。
開きたい会の目的をはっきりさせる
自由に描くクロッキー会なのか、講師が描き方を教える似顔絵教室なのかで、必要な設備は変わります。指導がある教室なら、参加者全員から見本がよく見える配置も考えておきたいところです。初心者向けの会なら、質問しやすい距離感も大切になります。
人数によって必要な広さが変わる
参加人数が決まれば、イーゼルや机の台数もおのずと決まります。5人ほどの小さな会と20人を超える会とでは、探すべき部屋の広さがまったく違うと覚えておきましょう。人数が読めない初回開催では、少し余裕のある広さを選んでおくと安心です。天井の高さも、大きな画用紙やイーゼルを使う会では意外と効いてきます。
地域や交通の便も考えておく
絵を描く道具は重くなりがちなので、駅から近い会場だと参加者の負担が減ります。車で来る人が多い会なら、近くに駐車場があるかどうかも確認しておきたいポイントです。
予算感も早めに決めておく
会場費にモデル代や画材費を合わせて、参加費をいくらにするか先に考えておくと後で困りません。時間あたりの料金で借りられる会場なら、開催時間を延ばすかどうかも調整しやすくなります。準備や片づけの時間も、借りる時間に含めて計算しておくと安心です。
光の入り方で仕上がりが変わる会場の照明チェック
デッサンや似顔絵の仕上がりは、会場の光で大きく変わります。窓の位置と照明の色を、予約前に必ず確認してください。
自然光と照明を組み合わせる
窓からの自然光は時間帯で色や強さが変わります。曇りの日でも困らないよう、天井の照明で補える部屋を選ぶと安心です。白っぽい光の照明なら、肌の色や陰影が自然に見えます。
影のでき方も見ておく
モデルさんに強い影ができると、顔の形が分かりにくくなります。真上からだけでなく斜め前からも光が当たる部屋かどうか、下見のときに確かめておきましょう。カーテンやブラインドで光の強さを調節できると、天気が変わっても安心です。
写真映えする光かどうかも意識する
次回の告知に使う写真は、明るい会場のほうが人を集めやすくなります。窓が大きく自然光の入る部屋なら、道具や作品を撮ったときの見え方もぐっと良くなるでしょう。
イーゼルや机をゆったり並べられる広さの目安
イーゼルを立てて描くなら、1人あたり畳2枚分ほどのスペースを目安に考えると窮屈になりません。机で座って描く場合は、もう少し狭くても対応できます。
イーゼル利用と机利用で必要な幅が違う
イーゼルは足を広げて立てるため、横幅だけでなく奥行きも必要です。机で描く教室形式なら、1人分は横80センチほどあれば十分描けます。
机といすの配置パターンを決めておく
モデルさんを囲むように半円形へ並べる方法と、正面を向いて一列に並べる方法があります。半円形は角度の違う絵が集まって刺激になり、一列は指導する側から全員の手元がよく見えるでしょう。
動線も確保しておく
参加者が席を立って作品を見に行ったり、道具を取りに行ったりする通り道も忘れずに残しておきましょう。壁際まで机を詰めると、途中で身動きが取れなくなります。
予備のいすや机を用意する
当日になって参加希望が増えることもあるのではないでしょうか。予備のいすや机をすぐ出せる会場かどうか、予約前に聞いておくと急な人数変更にも対応できます。
モデルさんのポーズ台まわりで気をつけたいこと
モデルさんに気持ちよくポーズを取ってもらうには、専用の台とまわりへの目隠しを用意しておくことが大事です。会場によっては台がない場合もあるため、事前の確認が欠かせません。
ポーズ台の高さと広さ
台の高さは30センチ前後あると、後ろの参加者からも全身が見えやすいはずです。広さは畳1枚分ほどあれば、座ったポーズにも立ったポーズにも対応できます。
着替えや休憩のためのスペース
モデルさんが着替えたり休んだりできる、仕切られた小部屋や控室があると心強いです。会場全体が一部屋しかない場合は、パーテーション(部屋を仕切る簡単な板や布の壁)を持ち込む方法も考えておきましょう。
モデルさんへの依頼で伝えておきたいこと
ポーズの長さや休憩の回数は、依頼するときに前もって伝えておくと当日の進行がスムーズです。撮影の可否や作品の公開範囲についても、事前にすり合わせておくと後のトラブルを防げます。
モデルさんへの細かな気配り
室温は思っている以上に大切です。じっと動かず座っていると体が冷えやすいため、ひざかけや暖房の位置も考えておきましょう。飲み物を近くに置いておくと、休憩のたびに声をかける手間も減ります。
参加人数とポーズ時間の組み立て方
ポーズの時間は、短いものから長いものへ少しずつ延ばしていくと、モデルさんの負担を抑えながら参加者も集中しやすくなります。最初から30分の長時間ポーズを組むのは避けたほうが無難です。
短いポーズで体をほぐす
1分から5分ほどの短いポーズを何回か続けると、参加者の手も温まります。モデルさんも動きを確認しながら進められるでしょう。最初の20分ほどに組み込むと効果的です。
休憩を挟むタイミング
20分を超えるポーズが続くときは、間に5分ほどの休憩を必ず入れてください。モデルさんの体を守るだけでなく、参加者も絵から少し離れて見直す時間になります。
初心者と経験者が混ざる会での工夫
経験者ばかりを想定した時間配分だと、初めての参加者はついていけません。最初の回は短めのポーズを多めにして、様子を見ながら少しずつ長いポーズを増やす進め方がおすすめです。
ポーズの合図と時間管理の役割
誰が声をかけてポーズを切り替えるか、あらかじめ決めておくと進行がとまりません。タイマーの音が聞こえにくい会場なら、手を挙げるなど合図の方法も一緒に考えておきましょう。
当日の持ち物と会場にあると助かる設備
当日は画材だけでなく、延長コードや養生シートも持っていくと安心です。会場側にいすと机が十分にあるかも、事前に数を確認しておきましょう。
画材以外に用意したいもの
木炭やパステルを使う会では、床や壁を汚さないための養生シートが欠かせません。作品を乾かしたい人のために、延長コードを多めに持っていくと喜ばれます。
会場に備わっていると助かる設備
水道や流しが近くにあると、パレットや筆をその場で洗えて便利です。姿見の鏡があれば、モデルさんも自分のポーズを確認しながら休憩できます。エアコンの効きも、長時間の会では見落とせません。
忘れがちだけど大事な道具
時間を知らせるタイマーは、モデルさんと参加者の両方に音が届く大きさのものを選びましょう。作品を持ち帰るための紙袋や、汚れた手をふくウェットティッシュも意外と役立ちます。ごみ袋を多めに用意しておくと、片づけの時間も短くなります。
参加者を集めるための告知のコツ
参加者を集めるなら、開催日時と会場の写真をセットで早めに告知するのが効果的です。部屋の広さや光の様子が伝わる写真があると、参加を迷っている人の背中を押せます。
告知は写真が決め手
会場の入り口や描くスペースの写真を載せると、初めての人でも当日の様子を思い浮かべやすいでしょう。モデルさんのポーズ台が写った写真も、雰囲気を伝えるのに役立ちます。
参加費や持ち物の伝え方
参加費とモデル代の内訳は、告知の段階ではっきり書いておくと問い合わせが減ります。初めての人向けに、必要な画材のリストも添えておくと親切です。持ち物に迷う人が多いなら、貸し出し用の画材を用意しておく方法もあります。
常連さんとの連絡手段を決めておく
毎回参加してくれる人がいる会では、連絡手段を一つに決めておくのがおすすめです。急な会場変更も、その方法ならすぐに伝わります。連絡先が複数に分かれると、情報が届かない人が出てしまいます。
キャンセルや雨天時の対応も先に決める
当日キャンセルの扱いや、天候による延期の基準は、募集を始める前に決めておきましょう。ルールを最初に示しておけば、直前の問い合わせに慌てずに対応できます。会場の予約自体がキャンセルできる条件かどうかも、契約前に確かめておくと安心です。
まとめ
デッサン会や似顔絵教室の会場選びは、光・広さ・モデルさんの場所という三つの軸で見ていくと、迷いがぐっと減ります。照明と広さの下見だけは、必ず現地で確認してください。
準備が整えば、あとは参加者と一緒に描く時間を楽しむだけです。ぴったりの会場を見つけて、次のデッサン会を計画してみましょう。